仕事を探している女性の中には職歴にハンディを抱えているため、なかなか採用が決まらないケースもあるかもしれません。転職回数が多いだけでなく職種も一貫しない、前職を辞めてからブランクが長い等、もし職歴でこんなハンディを抱えているなら採用面接へ向けて十分な対策が必要です。

中には、ハンディがあることを隠して面接に挑むケースも見られます。しかし、仮にそれで採用されたとしても、入社手続きの際に提出する雇用保険の書類などを通じて結局はバレてしまう可能性があります。そのため、例え職歴に不利と思われるハンディがあっても、やはり正直に伝えるべきでしょう。その上で、ハンディをカバーできるような理由を面接担当者にアピールするのが理想と言えます。

例えば、転職回数の多さを問われたら、夫が転勤するたびに自分も職場を変えざるを得なかったや仕事のスキルを磨こうとして結果的に転職を繰り返すことになった等、やむを得ない理由や一貫性のあるポジティブな理由を伝えるのがベターです。さらに、転職はこれで最後というアピールをすると、転職回数の多い応募者にネガティブなイメージを持った面接担当者にも納得してもらえる確率が格段にアップします。

前職を辞めてからブランクがあるケースでも、仕事への意欲や実務能力が低下しているのではないか、何度も採用面接に落とされる要注意人物ではないか等、面接担当者にはネガティブなイメージを持たれがちです。そこで、ブランクが長くなった正当な理由を述べると同時に、その期間中にも再就職に向けて資格や免許の勉強をしていたなど、積極的に努力していたことをアピールすると疑念を払拭できる可能性が高まります。